つれづれ花33  追憶  2011年12月13日
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追憶
あの日のこと

あなたには もう遠い記憶        過ぎて薄れてしまった記憶        わたしには まだ昨日のことのよう       鮮やかな記憶

男は                    過去にこだわらず前を向いて歩く     女は                     過去を胸に秘め振り返りながら歩く

胸の奥に                   燃える想い出があるなら

それは                    生きる糧                     それは                   命が息づく証

想い出を秘めた この胸に          そっと手を当てて

あなたを想う

そしてまた明日への夢を見る

迷いながら                   躊躇いながら                  振り返りながら

夢を見る

2011年12月10日皆既月蝕 23時08分
待ち侘びて

何日も

長い夜を待ち侘びて

届いたメールには

もう日付が変わっていて

眠りに着いたあとでした

メールには嬉しい報告が書かれて

あなたの笑顔が浮かぶ

良かったね

あなたの嬉しいことは

わたしも嬉しい

何日も待ち侘びたことも

諦めた哀しさも

胸の痛む切なさも

いっぺんに消えた

恨みも 辛みも

一瞬に消えた

不思議

心模様は

不思議

名残り

わたしは                    短絡的だから                   もうこれまでと                    すぐに見切りをつけてしまう            悔やんだりしない                 自分が決めたことだから

そう自分に言い聞かせながら               心の裏で迷いが嘲笑う

簡単に思い切れない                       簡単に割り切れない

けれど追いかけたりしない

もう あなたの心は                まっすぐわたしを見ていないから                 

けれど

最期の一葉は散らさない

真っ赤に色づいた葉は            未練の一葉                    こころの小枝に付けたまま

名残りの一葉は

散らさない

ジェラシー   2012.1.12.追記
不安なら 尋ねればいいのに                 疑問なら 問えばいいのに                       寂しかったら 甘えればいいのに

素直に心開けば                                  晴れてしまう疑問かも知れないのに

胸の奥に                                いつも疼いて                              チクチクと棘に刺されるような胸の痛み                  口に出せないのは                             強がり

それとなく さらりと さりげなく                         訊いてみたいけど                               そんな女に思われたくないから                      醜い心が渦巻いていることなど知られたくないから          心の貧しい女だなんて思われたくないから

胸に手を当てて                              自分の心に問いかけてみる 

あなたの心まで縛るつもりもない                    あなたの心まで縛ることなど出来ない

いつでも自由に飛んで来てくれたらいい                望むことはそれだけ                             あなたの心が此処にあるなら                      それだけでいい

だから

ちっぽけなジェラシーは                   胸の中に                           飼い馴らす

それでも彷徨う ジェラシー

街の灯かり

新幹線の窓から                      夜景が見える

街の灯かりは                    

イルミネーションのよう

きらきら ちらちら 煌いて

その 一つ一つの灯かりに

それぞれの日常がある

温かな 街の灯かり

あなたはもっと遠い街で                    家に灯かりを燈している頃

一人は寂しい・・・

そういうあなた

教えて

二人で居て寂しいのと                   どのくらい違うのでしょう

寂しい時は君を想う              

そういうあなた               そうね それでいい                 楽しいときは忘れていていいの               寂しい時だけ思い出してね

街の灯かりが                        きらきら光る窓に                       

あなたの寂しい顔が

浮かぶ・・・・・