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 つれづれ花60  森羅万象   2015年5月21日
月に入り雨が少なく 夏日が続いています じめじめした暑さではなくすっきりしているのでさわやかに感じます 過ごしやすいですが空き地も畑もぱさぱさに乾いています

18日は久しぶりに夕方から雨模様 雨は心が穏やかになるようで好きです 雨音を子守唄に眠りにつきました どこか遠くに誘われるような雨音の調べは心地よく響きます

そして20日 穏やかに晴れていた空がにわかに曇り西の空から黒い雲が沸き立ちたちまち空を覆い 大粒の雨がぽつぽつと落ちてきた 天気予報は雷雨に注意と出ていたので 予報通りと言えばそうなりますね

最近の天気予報の当たる確率は高いのですね 気象衛星の情報の確かさに驚きます 毎日ピンポイント天気予報を細かにチェックすることも農作業には大切なのです

予測の情報があればそのあとに起こる状況を想定して対応できます 何事もそうでしょう 突然の出来事は混乱しますが少し情報が知らされているなら状況に応じて対応し起きたことを受け入れる心構えもできそうな気がします 突然の混乱が避けられそうな・・・ それでも予測や事前知識を知ることはなかなか難しいですね 起きたことを後であれこれ言うことは容易いですが・・・

この世におこる現象を表現する言葉に「森羅万象」という言葉があります 人間が想像し得るあらゆる事象・現象 宇宙に存在する事柄の一切のことを言います そこには人間の喜怒哀楽も含めています

喜びや楽しみはもちろんですが怒りも哀しみもそれを受け入れてそれは自分に与えられた教訓であり試練であると受け止め 前向きに生きてゆこうとすることが大切だということです

怒りや哀しみの感情を受け入れるって難しいことです 怒らず穏やかに物事の成り行きを受け入れて自分の中で消化するのは強い精神力が要ります 自分の気持ちにそぐわない感情を受け入れることは自分をごまかすような気がしてしまいます 自分に正直に 自分の信じることを 自分に嘘をつかない 曖昧はやさしさだけど甘えのようで 人を受け入れることの矛盾を感じて その葛藤が苦しい 

感情的で白黒つけたくて 心の狭いあかね雲など無理に受け入れてこころの中でアレルギー反応を起こしてしまいそう・・・(笑) この頭痛・食欲不振・虚脱感はアレルギー症状の表れかな?

広い心で人と接することは大切な術だと思う 小さなことに怒り 目の前のことに流され 見えないことに惑わされ 想像を膨らます 人の心を詮索する そんなことは決して良い結果を生まない 頭では解っていても感情コントロールはきかなくて 煩悩は底知れないと反省することばかり

嘘も方便 相手を思い遣る嘘も必要な時も場合もある 先人の生きる智慧なのでしょう

大日如来は宇宙の心理や根源を意味する仏で弘法大師空海の結縁の仏です 空海はこの世の森羅万象すべての自然や生命が大日如来の表れであると考えています 時に主人は念願の高野山参拝を叶え帰ってきたばかりです おみやげはゴマ豆腐 あかね雲のリクエストだからです 

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季節は風薫る五月 爽やかさとは違う今年の5月はとても暑い あっという間に桜が咲いて散り 遅咲きのカスミ桜も蕾を観たら花を観ないうちに散ってしまった 

山の緑もいろいろにその木一本一本の芽吹きの色を身に纏い自分を表現していたのに あれよあれよと言う間にみんな同じ緑色になってしまった 那須の山望むと芽吹きも裾野を駆け上りもう頂上付近まで緑色になりました

那須の山を望みながら田植えのゴールデンウイークの想い出もありました ホームページの記事に書く手間を惜しんでブログ記事ですが 孫たちの楽しい田んぼ遊びの様子です

そして田植えを終えて那須の山に去年の宿題を思い出して行きました 去年の同じころ蕾のみねざくら峰桜(別名たかねざくら高嶺桜)を観ていたので今年は花も芽吹きも早いので見ごろを期待したのですが季節は想像以上に進んでいました 峰桜はすっかり葉桜になり名残り真赤な額が残っていました

茶臼岳の中腹はダケカンバや白樺が多くありその芽吹きも観たかった それでわかったこと 同じ場所に並んでいても白樺は芽吹いていてもダケカンバの芽吹きは遅いこと まだまるで芽吹いていないのでした 高山の木で似たような性質なのかと思っていたのにそんな違いも不思議

那須温泉湯元から史跡殺生石を横目に眺めて通り過ぎ 有料ボルケーノハイウエイだった道は今は無料 いろは坂のような道路をくねくね上がり そこは那須の名所「恋人の聖地」眼下に素晴らしい展望が開け 振り返ると朝日岳・茶臼岳・?岳が背後に迫る  またブログの記事で恐縮ですが

茶臼岳への道路は上下一方通行でしたが今現在は対面通行可能になりました 以前の下り道路を下がると5月の那須の景勝地「八幡のつつじ群落」です 環境省の香り100選にも選ばれた山つつじの群生です 23ヘクタールに20万本です 少し遅れてレンゲツツジも咲きます

爽やかな季節なのに 芽吹き時 5月病 などと言われるように季節的に精神的に優鬱なのでしょうか 

自然を眺め 花を愛で 仕事に励み 鳥の声を聴いて 風に吹かれ 青い空に白い雲がふんわり 畑に野菜も植えなくちゃ〜 そんな楽しい日々があるのだから 悩まず 泣かず 哀しまず なんて自分に言い聞かせる

そうそう・・・ ホトトギスが鳴いています 時々来てまた遠くに飛んでいきます いつもいるわけではなくその時々来てくれるのを待つのもいいのかな?(笑)♪

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25日追記

田植えが終わり梅雨入り前の晴れ間に牧草の収穫作業はこの時期の大きな仕事です

牧草を刈り 二日ぐらい反転して乾燥させ80〜90パーセントぐらい乾いた草を畝を作りロールベーラーという作業機でロール状にし ラッピングマシーンでラッピングします ラップして空気を遮断することで乾草のカビを防止します その作業が21日から始まり24日は1.8ヘクタールで約100個のロールを作りました あと数日この仕事が片付くまで晴れてくれますように・・・(祈)

田植えの済んだ田圃は初夏のような気温が続き稲の苗が順調に育っています 田んぼに夕日の沈む風景を観ながら夜まで作業は進みます 

夕暮れの空は陽が落ちてから30分の間に幸運の空に出会うと言いますね この空の色 同じ日の夕空とは思えない作業をしながら見えた空の色の変化  

  

暮れなずむ前のしばらくの間は紅色の雲が空全体を覆い(三枚目) まるでばら色の世界 北の那須山の方向も 東の空の雲も南の空も 柔らかな紅色に包まれている

これも森羅万象のひとつ この時 ここに居る この色に包まれている

広い空を観て 暮れゆく空間で一人黙々と作業を続けて また空を観る・・・・・

心にある全てのものが浄化され 小さなこだわりも 心のわだかまりも そんなことどうでもいいじゃない・・・と言っているような・・・ 何が大切か 気付かされる その大切なものを見失ってもいいの? そう諭されているようなただ紅色の空の色  

守りたいものが見えてきた けれど もう きっと 失ったものは戻らない 失ってしまったものも見えてきたけれど・・・ 大切なものに気付いたけれど・・・ 

自然の中に居るだけで不思議な感覚 今 この空の色に包まれて感じる感覚 森羅万象の一つの現象に 心の現象も昇華したような・・・