つれづれ花78 夏の出会い 夏の花  2016年 8月3日
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つれづれ花 エントランス
例年より18日位遅い梅雨明けになり真夏の暑い陽射しが続くのかな と覚悟していましたら涼しい曇り空ベースの日ばかり 夕陽も沁みるようなあかね空も月の欠けてゆくのも観られないで8月に入りました

いつの間にか月も三日月 空は入道雲に黒い夕立ち雲 ゴロ!ピカッ!ドカン!とにぎやか

追記 三日月は8月5日ですね ごめんなさい 細い月を19時18分ごろ見つけ カメラを構えてピントを合わせに手間取っている間に19時25分ごろ山の端に沈んでゆきました

照りつけるような暑い日も少なく夏らしくない夏の日々にも自然の中には出会いたくない出会いがあります 猿の被害 イノシシの被害 熊の被害です 猿は朝から夕方に活動し夜はねぐらに戻り休息 イノシシは夜行性 熊は昼夜の区別なく行動します

山の中に居るなら自然界に生きる人間も同じ生き物 仲良く共存できますが・・・ 今は住む場所の境界線はなく里山にも出没することで被害が多くなりました

農作物を荒らさないならいいのですが丹精込めた家庭菜園の野菜も実り始めた稲も田の畦畔のミミズなどを掘り食べるので畔が崩されてしまいます

近隣の農家の昔乙女も今乙女も家庭菜園を熱心に手入れして野菜作りを楽しんでいます じゃがいも・かぼちゃ・とうもろこしは猿の大好物 それになんでも食べるようでにんじん・たまねぎ・きゅうり・なす・ねぎ・枝豆・などなど熟すころを見計らって食べに来ます 集団で来られたなら一気に食べ尽くし畑の野菜は全滅です もうがっかりで力も抜けてその先手入れする気力もなくなります 

食べ方も猿は手先が器用なので大豆は手で剥いて人が枝豆を食べるように食べて莢もまとめて重ねておくそうです 見事! 白菜は外側の葉はそのままになっているので外見は食べられたことがわからない 中身をくりぬいて芯の部分が甘くておいしいようで中身だけ食べるようです かぼちゃは手で抱えて電線も伝ってゆくのですからすごい芸当に見惚れてしまいます 小猿は可愛いし・・・

キラキラテープや夜間光るLEDライトはイノシシに効果的 猿予防には田の周りや畑の周りを電気の通っている線を張り巡らします 猿は稲の実るのを感じて食べに来るのでこれから広い田んぼを囲む労力は大変です 大きな高い畦畔も草を綺麗に刈って見通しを良くしておくことも予防の一つ

山際の土手を藪にしていると身を隠す場所になるので草刈りは大事 山百合や擬宝珠やチダケサシは刈り残して花を楽しみたい

熊は予防の仕様がなくお手上げ つい先日牧草のロールを悪戯されました 草を食べるのではなく転がしたり爪を立てたりして遊んだようです ラップをぼろぼろにして 小熊の爪痕もあり きっと楽しかったでしょうね それからは数日深夜に爆竹を鳴らしたりロケット花火で脅すように応戦していますが人間と動物 毎日のことですから根気で負けそうです(笑) 片づけも大変 小さいので小熊らしい爪痕

田んぼのすぐ向こう側 時々通る道沿いなので要注意です 犬の散歩もここまでは来ないように注意しました 出会ったら大変 ボーダーコリーは牧羊犬なのですが熊を追い払う訓練はしていませんのでね それに気がやさしくてきっと逃げてしまう〜♪

ジークフリード 14歳半になりました老いてなお幼い面影を残してかわいい この夏を無事に乗り切ってほしいと願うばかりです 

そしてもう一つこの夏の出会いが・・・ カエル嫌いさんはごめんなさい

大きなヒキガエルを見つけました 前回見たのはもう20年も前でしょうか 存在さえも忘れていました 梅花藻の生えている小さな川の水際にいました 驚きとうれしさ この里山にまだいてくれて出会えたのも奇跡のようでうれしい

空き地に今が盛りの夏の花たち
今を盛りに咲き競うこの花たちも季節の花 うすむらさきの都忘れ 檜扇水仙 帝王貝細工 も咲いていて にぎやかさもひと月も過ぎて秋風の吹くころは寂しい姿になってしまうでしょう 暑い夏に咲く花 季節が過ぎれば色褪せて寂れてしまう それは生きる者の姿 仕方のないこと そしてまた秋には秋の花が咲く

季節ごとに その季節の花が咲く 季節が過ぎゆくごとに咲く花は変わる そして また来年もこの空き地をにぎわす花はこれからも変わりなく季節ごとに咲いてくれるでしょう 今日の花は色褪せて散っても 明日は明日の花を開かせる

咲く花は移り 季節は移り 時は花の姿も 花の色も変えてしまう 人の姿も心も変えてしまう

それは仕方ないこと 自然の摂理 若々しい姿も顔も 時が過ぎて変わってゆくことを止めることはできまい どんなに熱い恋を語り合っても心が冷めて離れてゆく それも仕方ないこと 自分の心さえ自分の自由にはならないのだから人の心は変えられない 止められない 

高校の声楽の先生に教えていただいて今も口ずさむ 「春の日の花と輝く」という曲とドイツ語で覚えた「野ばら」は今も忘れない

若いころは本当の意味を理解してはいなかった けれどこの頃妙にこの曲「春の日の花と輝く」のこの詩が心に鮮やかに意味を持つように想える

老いて尚 慕い愛し尊敬し続けられる 姿かたちではなくその気高い精神と向上心を持つそのような人に出会えること 永久(とこしえ)に慕い愛し続けられる喜び

その花は 色褪せない花 散らない花 枯れない花 そんな花に出会えて心に抱くことができたなら最高の人生 

そんなことを喜びに思えるこの一曲 訳詩も素晴らしい 日本語の美しさ♪

  春の日の花と輝く
  うるわしき姿の
  いつしかにあせてうつろう
  世の冬は来るとも
  わが心は変わる日なく
  おん身をば慕いて
  愛はなお緑いろ濃く
  わが胸に生くべし

  若き日の頬は清らに
  わずらいの影なく
  おん身今あでにうるわし
  されどおもあせても
  わが心は変わる日なく
  おん身をば慕いて
  ひまわりの陽をば恋うごと
  とこしえに思わん

アイルランド民謡、作詞:トーマス・ムーア
日本語詞:堀内敬三

  那須の里山花図鑑