つれづれ花52 慕情と未練と諦め   2014年6月30日
トップページへ
つれづれ花 エントランス

今年の梅雨は少し変  梅雨前線は九州のはるか南に停滞したままで動かない 例年ならこの時期は日本の中間の近畿地方あたりに張り出しているはずなのに・・・

そのせいか 北海道で猛暑になったり 東京では突然の激しい雨で都心の道路が冠水したり 雹が大量に降り積もり雨に浮いて流されて流氷の海を想像するような冬のような映像が映るのを目を見張りながらテレビを見ていました

この雨の時期に咲く花にモナルダという花があります 松明花とも呼ばれ ハーブとしても利用されるなどいろいろな種類があります 色もピンク・白・赤・深紅・むらさき など

珍しい花なのか なかなか見られない花です 花好きの方もあまり知らなくてお花屋さんやホームセンターの鉢花コーナーを探しても売られていなくて手に入れられません

ネットならあるかと思い検索しますと買い求められることがわかりましたがあかね雲の欲しいと探している深紅のモナルダは少ないです 諦め気分でいました

ところが願いは叶うものですね♪ 所属している介護ヘルパーの会のボランティア活動で開催している地域のディサービスの行事に参加した時のことです 地区の利用者の方が心遣いでテーブルを飾るために庭に咲いてるお花を持ってきてくださいました 目を見張りました それが探し求めていた深紅のモナルダなのですから・・・ 

その方にとっては当たり前に庭に咲いている花なのでしょうがあかね雲がモナルダを見て感激したことにとても喜んでくださいました そして できましたら数株譲っていただきたいとお願いしましたら快諾をいただき約束が成立です もううれしくてうれしくて・・・

早速いただきに参りました 感謝の気持ちのお礼と鉢花に相当するお代を受け取っていただきました そしてすぐに家の空いているところに植えました 支柱を立ててひもで結び安心しました

それから数日たち 蕾だった花も深紅の花を次々咲かせていますので無事根付いてくれたようです モナルダへの長い間の想いが叶ったようなうれしいこの時期です

       モナルダの花言葉 : 燃え続ける想い  感受性豊か

写真左と中 いただいたお宅の花畑   写真右・数株いただいて植えて支柱を立てました

  

モナルダの花言葉 「燃え続ける想い」 繋がりで・・・

このごろとても気に入って応援している曲 『鞆の浦慕情』  お若い方が歌っています

それはひと月ぐらい前 北海道中標津からのNHKBS『日本のうた』の番組を見て初めて曲を聴いた時心に響くものがありました 奇しくもその時の司会は秋元順子さんでした 

伸びのある澄んだ歌声は初々しい若い女性の美しい姿に重なり素敵です そのあとパソコンを検索 You Tubeで聴いてみました 曲もきれいで心や情景を表現する歌詞の言葉の美しさ プロモーションビデオに描かれる鞆の浦の風景の穏やかさ 早速CDを買い求めに行きました 

店員さんは演歌部門かと思い見つけられずにいて他の若い男性店員さんに「AKB48」のコーナーを告げられて見つけてきました 驚き この曲を歌っている岩佐美咲さんはあの「AKB48」のメンバーの方なのですね 初めて知りました(笑)

情景豊かに愛する大切な人と別れた心情を謳います 歴史の街鞆の浦 和歌の浦方向と豊後海峡方向からの満ち潮が引き潮になり流れが変わるのが鞆の浦 その潮の流れを待つ港「潮待ち港」鞆の浦 常夜灯や雁木や船番所が当時のまま今も残る史跡の港鞆の浦です

写真左・以前訪ねたときの鞆の浦風景  中・波に陽が射して  右・島の名前は?? 

  

”冷たい風 雲を筆にして 墨絵のような海を描いてる”  ”遠くの島影 滲むのは 瞳の雪”     と 歌詞に描くその情景に重なるような写真の風景

有名な「春の海」は、作曲された琴奏者宮城道雄さんが8歳で失明する前に見ていたこの海の風をイメージして曲を作られたそうです 穏やかな海です

人は昔から人を想う恋心や慕情を切々と歌に託しました

万葉の昔は短歌に詠んで恋しい想いを伝えあう 両想いならいいけれど 叶わぬ恋 道ならぬ恋 片思い 秘めた恋 別れ のような哀しい切ない恋もあります

叶わぬ恋なら諦めようとする けれど想いが深ければ深いほど諦めきれない それを慕情とか未練とかいうのでしょう 未練はなかなか断ち切れないけれど相手の幸せを願うなら 相手が別れを望むなら きっぱり想いを断ち切ろうと決める 

”奥歯かみしめて 我慢する 終わってしまった 恋模様”  ”残した愛も 残された愛も”  ”一粒ぽろり 未練がぽろり”  

諦めるには自分の苦しさよりも相手を想い自制する強い意志が必要  それでも心の奥でひたすら待ち続け 想い続ける切なさ

慕情と未練の心に渦巻く葛藤を受け入れて 抒情的に謳いあげるのが日本人の感性なのでしょう  その心模様は多くの名曲を生み出していますね

♪影を慕いて     古賀正男

♪心のギター     秋元順子

♪哀愁海峡      扇ひろ子

♪雨に濡れた慕情    ちあきなおみ

♪長崎の夜はむらさき   瀬川映子

あかね雲の選んだ慕情を歌う名曲ベスト5ですが いかがでしょう・・・?

別れの辛さと慕情や未練謳う多くの曲は聴く人の共感を得て歌い継がれます

:* * * * * *

近頃 別れた夫婦 元恋人 による殺人や暴行事件を耳にすることが多く哀しいです 

恋愛をして それが人を成長させるような出会いでありたい 出会ったときはお互いに惹かれあった事実を大切に 良い思い出になるように 悪い結果で終わらせないように 素晴らしい人と出会えたと思えるように 人とは良い出会いをしたいです

広い世界で 夜空に瞬く満天の星のように多くの人がいる中で出会えた幸運 同じ年代を生きて その中で愛し合える出会いは奇跡

人を愛した果てに殺傷し合うことは絶対に止めて!

慕情・未練・別れ・諦めの苦しみ 辛いけれど決して相手を傷つけてはいけない 別れ際も潔く 粋に 美しく・・・ね♪ 

慕情と未練と諦め』 心を燃やす恋をして 生きている証のような宝物の感情

人を愛するにはそれ相当の覚悟が要るのだということ 

そんなことを想う梅雨のこの時期でした