つれづれ花79 夏の名残り 秋の始まり  2016年 9月3日
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つれづれ花 エントランス
9月になりました  2日朝5時半 娘からライン 末孫の発熱でSOS

いつでも出動できるように身の回りの必要なものはバッグに用意してありますのですぐに行けます 宇都宮まで高速道路を使うと1時間 一般道路を走ると1時間半の所要時間です

行くときは先を急ぎ 到着時間が決められているので高速を使うことが多く 帰り道は通い慣れた普通の山道を走り 途中セブンイレブンでコーヒーの休憩をするのがいつものパターンです

1時間半の道のりにセブンイレブンは6カ所あります 不思議なことにいつも寄るのは決まってそのうちの2か所 習慣なのでしょうね

夕方になり 孫の熱も37度に落ち着いているようで 明日は土日になるので夕食の後片付けを終えて 孫たちが落ち着くのを見届けて家に帰ることにしました

いつものように帰り道 休憩と眠気覚ましのコーヒーを・・・とセブンイレブンに車を止めて外に出ると・・・ 今走ってきた道の右後方に ド〜ン ド〜ン と音がする 

そこは宇都宮市街を抜けた田園地帯で東北新幹線の高架橋が長い距離見渡せる場所 その新幹線の高架橋の向こうに打ち上げ花火が上がっていたのです 遠くだけど 最後のスターマインのような連続打ち上げが見えていました 数分間の花火 観られただけでも幸運  花火の動画   

昨夜 友人と 「今年の花火は終わりですね」 と話したばかりなのに 今夜観られたなんて・・・ 孫からのうれしいプレゼントかも知れないね これで観られなかった花火への心残りもなく夏が終わります 

時間は前後しますが・・・ 宇都宮近くの田園地帯はもう稲が黄金色に色づいて驚きました 街中の田んぼはすっかり秋色に染まっています

県北の稲田は穂は黄色く実入りの色に垂れていますが一面に緑色です それなのに県央部は黄金色に色づいて陽射しに輝いている もうすぐ稲刈りも始まるのだろうと思うと わずか1時間半走っただけで季節の違い 稲の実りの違いに新鮮な驚きを感じました

    

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8月末のJA女性会の大きな行事に 「手前みそサミット」 があります 名前の通り女性たちが自家菜園の野菜自慢と 自家野菜を使ったお得意の夏野菜料理を紹介します JAなすのは県北6JAが合併した広範囲のJAで この日は総勢200名以上のにぎやかな女性パワー炸裂です

丹精込めて育てた野菜自慢には珍しい野菜が並びます 夏野菜を使った自慢料理は主食や副菜 お菓子やデザートなど色とりどり 以前は試食の分も大量に作って展示しましたが 数年前から衛生面や諸般の事情で展示とレシピの紹介になりました

あかね雲は毎年JA那須の代表で夏野菜料理を出品いたします 今年は夏野菜の冷製スープのすいとんです 那須町はすいとんを郷土食として推奨していますのですいとんのメニューにしました

そして 楽しい競技 団体戦と個人戦 いろいろな野菜を並べその中から自由に野菜を選び 1キログラムを競います さすがに一位の方は数グラムの誤差でした こんなにいろいろな野菜が並びます 観たことのない野菜が多く 野菜たちの造形の素晴らしさに見惚れてしまいます

9月の初めの花たちは夏の野草と秋の野草が共に咲いて 夏の名残りを惜しみ 秋の始まりを教えています 庭にはまだまだ木槿やアメリカ芙蓉や小ひまわりの花盛り そして 植えていた鹿の子百合も夏の盛りに咲いてくれました うれしい♪

野菊の咲き始めはユウガギク 優雅菊と書いた方がその姿に相応しいと思うのですが 柚香菊と書くそうです 秋に咲くアザミ 野原アザミも咲き始め 田んぼの畦畔の野原アザミとカントウヨメナの花咲く株は草を刈り残して野に咲く花を楽しみます これは草刈りの邪道ですがどうしても刈ってしまうのが忍びなくて刈り残します 道行く人に「○○ちゃんらしいね」って言われます(笑)

これから野の花は野原アザミが畔いっぱいにどこにでも見られるようになり 関東ヨメナ ヒヨドリバナ ヤクシソウが秋の陽に黄色く輝いて野紺菊もむらさき色に咲いてくるでしょう

畑は夏野菜の胡瓜が終わりその場所に秋野菜の大根の種を播きました じゃがいもを掘った後には白菜を植える予定です 畑も秋の野菜に移って行きます さつまいもも育っているかな〜♪

畑の向こうの半日陰の場所には秋海棠もピンクの花を垂れています 秋海棠は日陰の湿り気のあるところが好きなのかもしれませんね 白の秋明菊も夏の花と一緒に咲き始めました

そうそう・・・ 先日ススキの穂の花が咲いて朝日に綺麗でつい車を止めて写してみました

  

お盆からずっと雨曇りベースの日が続き 時々晴れ また曇り雨 そんな日が続いて 夏らしい暑い日も少なく なんだか不完全燃焼のような夏の終わり方でした

台風9号が関東直撃 続いて10号が東北と北海道を直撃して 甚大な被害をもたらしました 広い広い北海道の畑は日本の台所に直結するジャガイモや玉ねぎの一大産地です あの広大な平野が水浸しになるなんてどんな雨の量だったのでしょう 

水がなくては生物は生きられないけれど 水の恐ろしさを今更ながらに思い知り 災害はいつどこにやってくるかわからないということを考えさせられました

じゃがいもの一大産地士幌町には娘が研修でお世話になった方の家がありどのような状況かと心配で気がかりです

十数年前の那須水害も 山沿いに未曽有の短時間に集中豪雨が降り 雨の降ってない平野部を濁流が一気に押し流すという想像を絶する災害でした

晴れた空 緑の山並み この自然風景が変わることなくありますように・・・ 

各地の地震や台風などの災害で変わってしまった風景を見ていると しみじみと平穏な日常のありがたみを想うこの頃です

  

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追記

玉ねぎとじゃがいもそうですが北海道は日本の台所に直結する穀物も含め様々な農産物の一大産地です 栽培には多くの労力と手間と栽培技術の積み重ねです

種を播いて 苗を育てて その間に肥料をまいて耕起して畑の準備をします 苗が定植適期に育つと畑に苗を植えます 市場へ出荷の栽培は少しばかりではない広大な農地 機械作業を手助けにしてもその大きな労力と細やかな手間がかかります 栽培の技術も日々研究努力しています それらを費やして育てた今回被害に遭ったのは多くは玉ねぎとじゃがいも じゃがいもは湿気の多い畑は嫌います 水分の多い土の中に長い時間あると腐ってしまいます 収穫間近の無残な畑の姿に農家の方の落胆はどんなにかと想っています

生活のための作物で収入にならないという現実の問題ですが それだけでなく大切に育てて出荷目前で消費者に食べてもらうという最大の喜びが達成できない残念さと思います

稲も毎年台風時期には冠水した田んぼの風景が映し出されます 実りの季節を迎えて収穫直前の田んぼの水に流された風景は胸が痛みます  

家庭菜園や首都圏の近郊農業や地産地消の農産物直売所で販売の地元の畑も 天候不順や台風や熊やイノシシや鳥獣被害に遭った時なども大切に育てた野菜が無残な姿になるのは同じ農作物を作る身として共感できる辛さです

こんな状況を無事クリアして 丹精込めて大切に育てられた作物は出荷され消費者に提供されます 消費者の方はどの野菜も穀物もあって当たり前 いつも食べられて当たり前と思いがちです 農家の方のいろいろな想いの元に新鮮な安全な食料を食べられることに感謝したいです 

値段が高騰することも不平を言わずに今回の状況を理解して受け入れましょう 

食料がいつも不足なく食べられることに感謝したいですね

被災された東北や北海道の皆さまには心よりお見舞い申し上げます

  那須の里山花図鑑