つれづれ花7 2010年5月 白い花の咲く頃
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11日  ♪白い花の咲くころ
早春のころは黄色い花が目立つように想います 赤系花も目立つような気もします 風薫る5月の山道を車で走り周りを見ると白い木の花が目に沁みるよう・・・ 白い山桜もまだ盛りに咲いています そしてひと際白い花 うわみずざくら そしてアオダモまたはマルバアオダモこの見分けがなかなかわからないのです) アオダモは野球のバットを作る木だとか 北海道には大木があるそうですね オトコヨウゾメのかわいい花 ズミの美しい花  そしてこれからガマズミ 小葉のガマズミ イボタノキ ウツギ ノリウツギ リョウブ ミズキ イワガラミ ヤマボウシ やぶてまり  朴の木 など白い木の花が次々と咲いてきます  ほかの花は 木の花2 のページでご覧くださいね

そして白い花を見るとふっと浮かぶ歌 ♪白い花の咲くころ とうい曲 もうずっと昔の曲なのになぜかいつもこの季節に蘇ります 白い花は何の花が咲いていたのでしょう? この曲に歌われた白い花は コブシ ヤマボウシ ニセアカシアらしいです 中学や高校を卒業して就職のためふるさとを離れる哀しみ寂しさを歌った曲 うつむいていたお下げ髪の少女はふるさとに残ったのでしょう イメージが浮かびます

うわみずざくら 上溝桜 
アオダモ 
崑崙草と口蹄疫
11日に初めての野の花を見つけました                        名前は こんろんそう 漢字は崑崙草 と書きます

崑崙は中国の地名 黄河の源となる山 仙女西王母が住む聖なる山       伝説の山岳 仙界 八仙がいるとされている山の名前です

この花 見た目には白い野草の花です それなのにこの意味深い名前がついた理由は何なのか興味津々です 何故なのか知りたいと想うのです               追記 14日 調べましたが的を射た答えは見つかりませんでした            植物研究者・牧野富太郎氏の図鑑には「伝説の山 崑崙山に積もる真っ白な雪をイメージしたのではないか」 と記されているようです

山野草の名前をひらがなで読むと意味がわからない難しい名前が多いのですが漢字にすると意味がわかりやすいです 花に名前を付けた方々はどんな小さな花も目立たない花も大切に敬意を持って名付けたのだと思います どの花の名前もその花に相応しい漢字で表現されています                 

崑崙草を見つけることができたのは 偶然の出逢い 栃木県矢板家畜市場の入り口で車を止められました 宮崎県で発生した牛の口蹄疫拡大予防のため入場車の消毒を実施するためです 車を止めて順番を待っているとき ふと 路肩の草を見ると見慣れない白い花? それで写真を撮り家に帰って名前を調べました 名前を知って嬉しいのと ひとつの花との出逢いにもドラマがあるようで私には決して忘れられない花になりました

口蹄疫は牛の伝染病です 発症牛はもちろん農場内の牛は全てと殺されます (5月14日現在78800頭) その周辺の牛も移動と出荷禁止  多くの牛の命にかかわる問題が哀しく辛い状況です と殺を待つ牛にせめてもの最後の情けに最高級の草を食べさせて見送る農家もあるそうです 命を預かる重い仕事です 現実にも経済は麻痺し被害は膨大 支援や援助 関係機関などの募金も始まりました 農業関係の人たちばかりでなく他人事と思わず力を一つにして乗り切らなければならない切実な問題です                      

崑崙草 こんろんそう
追記 5月27日  

宮崎県で発生した口蹄疫 現状の悲惨さは筆舌に尽くし難く 想像に余りあり その牛の処分の現場は地獄のようだと言います 人間に命を委ね 人間の命のために飼われている牛さんたちです 牛の命を預かる重い仕事ですから 飼育農家の方々 普段牛を守る獣医師の方々 牛に携わる人は皆、牛に愛情を注いで いつも真剣に係わっています                                              

生まれてから命を終えるまで 愛情を持って家族同様に一緒に生きています                             出産には夜も早朝も心を配り 子牛の病気には手厚い看護をし 冬は暖房 夏は涼風を入れて体調を管理します 売られていく子牛を子供を手放すように涙で見送ります 牛を飼う人の気持ちは皆同じだと思います 生活のために飼っている牛ですが 命あり心もあり人の気持ちも感じて生きています この世に生きる同じ仲間です                                          牛を処分する現場に立ち会う人 どんなに辛い想いでそれをしているのでしょうか 心を病んでしまわないようにと祈るばかりです その人たちの心情を想うと胸が苦しくなります                                          牛さんどうか安らかに・・・ 合掌

追記 7月24日 

7月の時点で殺処分された頭数は20万頭以上 貴重な優良種牛も特別扱いは許されませんでした 牛さんたちのご冥福をお祈りいたします 合掌                    

口蹄疫についてはこちらを

追記 8月27日 

口蹄疫終息宣言が出されました 発生から4ヶ月 約29万頭が処分されました 東国原知事による宣言が出されましたが 畜産王国の痛手は大きく 復興は多難でしょう また牛さんと人が平和に穏やかに暮らせますように

2011年1月追記
2011年1月の矢板家畜市場には消毒設備が設置されていました 出入りの子牛運搬トラックも飼育農家の車も 関係者の車もすべてここから出入りして消毒液で防除されます 虹がきれいです