京都一人旅 2007年
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両界曼荼羅図                     (伝真言院曼荼羅)
人は何かと出会うことで考え方も生き方も変わります     それが人であったり本であったり物であったり映画であったり言葉であったり そのきっかけはさまざまですが一生の中で自分を変えるほどのものに出会えたとしたらそれ以上の幸運はないと思います  

私にとって この曼荼羅図を目にした瞬間から私の生き方・人生観が大きく変わりました (宗教的にではありませんので誤解のないようににお願いします) 中世の歴史への興味 古典文学や古典絵画・絵巻物の成り立ちを学ぶきっかけになり 東京国立博物館の会員になり新幹線で通いました  国宝を訪ねて京都・奈良へ一人で旅する勇気も授かりました                             千何百年も前に描かれたこの絵の鮮やかさはそれほどまでに衝撃的でした 

   2007年3月5日〜9日
一日目
二度目の京都一人旅です 8時ごろ那須塩原駅発の新幹線に乗り 東京駅で東海道新幹線に乗り換え昼ごろ京都着 栃木県の那須から一駅乗換えで座ったまま京都に来られるのですから安心便利な交通の発達に感謝です だから世間知らずのあかね雲もこんな冒険ができるのですから・・・ね♪  昼食後ホテルにチェックイン 東寺に参拝 夕方まで拝観と広い境内を散策 
真言宗の総本山東寺
唐から帰った空海は嵯峨天皇より東寺を下賜されました 東寺は平安京の入り口羅生門をはさんで西と東に対に建てられた東側のお寺    正式名称は教王護国寺 国宝五重塔

京都に行った時は必ず訪ねます これまで5回 半日ゆっくり時間をかけて散策します 講堂内陣には仏像を配して立体曼荼羅が表現されています  毎月21日には弘法市が開かれ境内いっぱいに骨董品や古布などを扱う露天が並びます 年代物のかんざしを買いました

ホテルに戻って夕食 そして明日は初めての奈良と大阪の境信貴山へ その後 京都と奈良の境の浄瑠璃寺に行く予定 かなりの冒険です 道順を確認して・・・ では おやすみなさい
二日目
京都駅から近鉄線で奈良へ 西大寺駅で生駒線に乗り換え ごめんなさい地理に詳しくなくておいでの時は確認をお願いします  信貴山口で降りバスに乗り換えて・・・
古典三大絵巻のひとつ  国宝・信貴山縁起絵巻 のお寺です お寺の名称は朝護孫子寺      絵巻は三巻 一巻は飛び蔵の場面が有名 二巻は加持祈祷・剣の護法童子の場面が有名 三巻は弟妙蓮を探し訪ねる尼君の苦難を描いています  この絵巻の技法は現代アニメーション監督高畠勲氏も絶賛です  京都駅から近鉄で奈良へ生駒線で信貴山口へバスで山頂へ 徒歩で広い境内を訪ねて 信貴山頂の本堂に立ち眼下に広がる雄大な景観を眺めながら この絵巻が描かれた時代に思いを馳せてみました 妙蓮の苦行 尼君の苦難の旅 感慨深いです 聖徳太子の創建 本尊毘沙門天は寅年寅の日寅の刻に現れたことにより虎を象徴としています            
信貴山から戻ります 生駒線を西大寺駅で乗り換え奈良駅へ  奈良駅から加茂方面行きのバスに乗り 奈良県と京都府堺の浄瑠璃寺に参ります
京都と奈良の県境にある 浄瑠璃寺 本堂には九体阿弥陀が並んで安置されています 馬酔木の並木の参道を行き三門を入って左へ まず三重塔内の本尊薬師如来を拝み 振り返り池の向こうの九体阿弥陀を拝むのがこのお寺の作法です 春と秋の彼岸には三重塔の真後ろから日が昇るそうです サンシュの花も盛りです
参道の馬酔木  下 サンシュユ
帰りのバスの中から振り返った風景   行く時はこの道を浄瑠璃寺目指してあの山の上までひたすら歩きました  途中の山里の家々も庭に植えられたシキビの木の花も土手に咲いていた姫踊子草も疲れたわたしを励ましてくれました 忘れられない一人旅です 
三日目
栂野尾山高山寺
古典絵巻の名作 国宝・鳥獣人物戯画 のお寺です  春3月栂尾山のやま深くはことのほかひっそりと静か 本堂は杉の林の中に驚くほど小さくて質素な佇まい  明恵上人の修行の姿を描く絵の雰囲気そのままです 絵巻(レプリカ)があるという石水院は手入れされた庭に紅い椿の花と沈丁花が印象的 春三月の栂尾山は人気もなく やはり一人旅の女子大生と道ずれになり 高山寺から西明寺まで歩いて同行しました 神護寺前で別れ私はバスで愛宕念仏寺へ
二尊院では幸運な出来事がありました 仏前に手荷物を忘れて出てきてしまいました 門を出ようとした時親子で参拝されていた方が 忘れ物ですよ と あとを追って届けてくださいました                 とてもありがたい出来事でした
古刹 西明寺
歩いて訪ねられる距離にお寺が点在しています 愛宕念仏寺→二尊院→祇王寺常寂光寺落柿舎       ひっそり佇む小さなお寺ですが手入れされた庭もお寺の由来や謂われも興味津々です 遊歩道が整備されて道沿いには案内板もお休みどころもおしゃれな小物のお店もあり 女性の一人旅にも安全・親切な観光地京都です 
山の斜面に沿うような境内の常寂光寺 京都市内が遠く見渡せます   右の写真
清涼寺 落柿舎から歩いてすぐ   三国伝来様式の 釈迦如来像の中には布製の五臓六腑が納められ 生身の釈迦 として有名 僧ちょうねん(変換不能)の釈迦像由来の絵巻も有名
四日目
超有名な清水寺    清水の舞台
京都・清水寺のふれあい観音  優しいお顔 手で触れて撫でてご利益があります               仏師 西村公朝 作
清水の舞台の上     以前12月に来た年の漢字一字は 帰 でした 拉致被害者の方々が帰られたからです
四日目はゆっくりコースで食事やショッピングを楽しみました 二年坂・三年坂 ねねの道ではお目当ての麩点心を味わい満足 四条通り 錦市場を散策 京都の風情を堪能しました
八坂神社から清水寺に続いている道が二年坂(二寧坂)三年坂(三寧坂です 工芸品・美術品・焼き物・お土産・お食事の店・甘味処 など楽しい道です ねねの道 秀吉の正室ねねの菩提寺高台寺の前の道 石畳が整備されていて雰囲気のいい道です 舞妓さんに変身したお嬢さんたちが歩いていました 八坂神社  今回は門を改修中でした 葵祭りの薙刀鋒は山鋒の先頭に立ち八坂神社から出発して四条通りを進みます 歌舞伎座・デパート・ホテル・伝統工芸品店・漬物店など楽しいところです 
上加茂神社
駅ビルの商店街の通りは アスティロード うちの犬と同じ名前です   駅ビルにはデパートや商店街レストラン街お土産店などショッピングも充実  
京都駅の夜景  と 次の朝の陽の出直前   京都に行く時はいつも八条通りの駅からすぐ近くのこの新・都ホテルに泊まります 今回は東側が見えます これまで一人で2回目 夫と一回・母と一回・娘と一回で5回目です 今回は4連泊 一人旅は安心安全が第一ですから信頼できるホテルを選びたいですね
東山のお寺 今回の京都はこの一部だけの散策でしたが二日間で参拝して歩けるお勧めコースです     

銀閣寺→哲学の道→法然院→禅林寺(永観堂)→南禅寺→青蓮院→知恩院→円山公園→八坂神社→八坂の塔→建仁寺→六波羅蜜寺→豊国神社→京都国立博物館→三十三間堂(蓮華王院)→智積院→茶碗坂経由清水寺→二年坂・三年坂・ねねの道経由高台寺→大谷廟→八坂神社→祇園→四条通ショッピング→東本願寺→京都タワー→京都駅

五日目
北野天満宮   菅原道真を祀る天神様で親しまれています 全国の天満宮の総本社                    実在の人物を祀った初めての神社  「北野天神縁起絵巻」は国宝 境内や隣接する梅園には紅梅白梅が植えられ ちょうど見頃でした そして天神様といえば牛 あちこちの大きな寝牛の像が奉納されていました 牛のお守り札受けました                    昼過ぎまでゆっくり散策

まだまだ帰りたくないけれど帰ります 東海道新幹線のぞみは京都を出ると名古屋と新横浜に止まるだけの超スピードで2時間半ぐらいです  東北新幹線なすのは東京駅から1時間10分 うまく乗り継いで帰ると家まで5時間弱 夕食は家族と一緒です            また来る日まで京都 名残惜しいけれどさようなら

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