ミズナラ 水楢 2012年11月3日 トップページへ       樹のファイル
いろいろな木の混在する標高400〜450の風景追加
2015年4月28日の芽吹きと雄花の写真追加
ミズナラ 水楢  Quercus mongolica

別名 オオナラ 大楢

ブナ科 コナラ属 落葉高木 沖縄以外の全国に自生

細い紐のような花が咲きますがまだ見たことが無いです

ミズナラは 手のひらより大きい葉からコナラより少し大きいくらいなど葉の大きさもいろいろで交雑の変異も多いので見分けは特徴を覚えないとならない

葉柄がない 葉は茎を抱くよう 不規則な粗い鋸歯など

5月15日の若葉 透き通るほどやわらかい 上・表側 下・裏側
近くに自生の2本の水楢ですが葉の大きさはこんなに違います 手の大きさは18センチ
未熟などんぐりが生っています どんぐりから生えた幼木 赤みのある若葉 5月末
ミズナラの冬芽
下の写真の木 ミズナラか? カシワか? どうしても判断がつかなくて詳しい方にお尋ねしました ミズナラ50%カシワ50%の交雑種で四捨五入でミズナラと判断していただきました どんぐりは殻斗はミズナラ寄り 花粉親はカシワ 種子親はミズナラという専門的な鑑定をいただきました  きちんと特定していただき安心しました
   落葉樹でも春まで枯葉を落とさない理由
枯葉の写真 2013年3月5日撮影
2013年2月26日〜3月2日 京都に行きました 駅前の楓の木もプラタナスも街路樹の宿命で強制剪定されていました 一年前はイガイガの実をたくさん垂れていた木も主な枝だけ残しほかは適当な長さに切られていました そんな中に駅の高架下の歩道のそばの木は長い枝に鮮やかな紅葉を残していました 台湾楓2

秋に剪定された後伸びた枝に若葉が芽吹いて 何かの作用で紅葉しているのだろうと想像しました けれどそうではなく秋の紅葉が紅いままの状態で冬を越し春まで残っているのだそうです 

他地域の場所にある大きな台湾楓もモミジバ楓も3月に紅葉のままの葉をつけている大きな木の写真をお示しいただいて見せていただきました

れは何故なのか・・・?                                                   寒くなり始める秋深い時期 落葉樹といわれる木は普通寒さに応じて葉柄(根元近く)に離層が形成され そこから葉が分離される仕組みです ところが 樹種 個体差 遺伝子 萌芽枝という当年に伸びた若い枝や幼木などの理由で葉を落とさないことがあります 

特に コナラやミズナラやカシワなどコナラ属にも 枯葉のまま春まで葉を落とさない個体は多く観られるそうです そういえばいつも見慣れているコナラ属の混在する林にも葉の付いたまま春の芽吹きを迎える木が目に付きます カシワと思われる木も上部は落葉が早く下部は春まで葉が付いている 落葉しにくいミスナラはカシワ交雑と想われるそうです ぶなの幼木も葉を落とさないことが多く遺伝子や風当たりの関係もあるらしい

標高450メートルぐらいの山地で初冬から春一番まで那須連山からの厳しい寒風に晒され 凍てつく空っ風に葉もボロボロになり もそれでも落ちない強さに愛おしさを感じて観ています

春なのに真っ赤に紅葉したこの台湾楓の葉を見てその枝の状態の疑問から普段不思議に感じていたカシワ・ミズナラ・コナラの落葉しない状態まで木の生態を教えていただきました

木は同じ木でも 環境の違い 習性や遺伝子 個体差 成木幼木の違い 機能の状態によりさまざまな状態でいることをしることができました

木の鑑定サイト『このきなんのき』さまの回答の方々にご教授いただきました                    ありがとうございます

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