2016年春旅1 プロローグ  那須の里山花図鑑        つれづれ花エントランス   旅ページ
今回も幸運と好天に恵まれて予定通りに6日間の春旅を楽しむことができました

今回 行き先を決めるに当たり 何年も前からずいぶん長く夢に描いてきたけれど遠いからと諦めていた九州に思い切って行こうと目標を立てました

また次があるとは限らないから今回こそ九州へ・・・ ネットで新幹線の乗換えサイトを検索すると 那須塩原駅から東京駅一回乗り換えで座ったまま博多に到着です 計画は難しくないと確信 一人旅はホテル予約も取りやすく 旅行の行程も途中変更も自由です さぁ・・・即実行です♪

6時47分発なすの号始発に乗り 東京駅での東北新幹線から東海道新幹線乗換も順調 大阪駅から?は山陽新幹線に名前が変わります 

本州の西の街の新山口駅付近は雪降りでした 本州最後の駅新下関を過ぎていよいよ九州へ・・・ 関門海峡は瀬戸大橋のように高速道路と鉄道の二階建て架橋かと思っていて 関門海峡の素晴らしい景観を新幹線の車窓から観ながら走ると想像していました が・・・ 予想は甘かった 関門海峡の上を渡るのは高速道路だけ 新幹線も国道もJR線もトンネルです そういうわけで新幹線はトンネルを潜って明るくなったら小倉駅 そして次の博多には13時39分到着です

一つ目の目的 福岡市立博物館所蔵の「金印」を観ること 玄界灘の志賀島の田んぼから地元の農民により発見されたという金印 その由来と発見とその後に興味深く ずっとその実物を見てみたいと思っていました  2011年ブログ 叶うなら大宰府へ です

金印は今もその黄金の輝きの眩さを湛えていて 印の文字も彫りが深くまるで傷みの無いように素晴らしく長い時間の経過は感じられないとても良い状態でした

感激の対面 長年実物を観たいと願い続けてとうとう会えた 小さい けれど この目の前にあるものの大きな不思議な力 こうして遠くから一人の人間を引き寄せる力 悠久の昔に海の向こうの国との交易の証 古代歴史へのロマンに尽きない興味 クリックして拡大した写真の金印はほぼ実物大 写真撮影OKの寛大さに感謝です レプリカのホルダーはお守りにバッグに付けていつも一緒

  

志賀島へは博多港からフェリーが運行されていて便利 レンタカーで走ると海の上を走っているような素晴らしい風景の道も続いているとか 「金印公園」を散策したいと調べましたら現在改修工事中ということで行くことは断念しました

博物館の近くに玄界灘や志賀島や博多港を一望できる「福岡タワー」があることを知りそこからの展望に期待しました 期待通りの眼下の風景は素晴らしいものでした

博多と福岡 商業と貿易の博多 黒田官兵衛と黒田家の武士の街福岡 その二つの街が合わさりひとつの福岡市として発展してきた歴史を実際に学ぶことができたことは良い意味で この地を実際に訪れて目で見ることのできて心像に勝る現像と言えると思います

二つ目の目的 大宰府天満宮の「飛び梅」を花の咲いているこの季節に観ること 大宰府に左遷された菅原道真が京の都の屋敷に植えてある梅を偲び 「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と詠み その梅が大宰府に飛んできたと言い伝えられている梅の木

「飛び梅」として今も薫り高く咲く白梅 花の時期にその香りを嗅いでみたいという長年の夢です 少し花の時期は過ぎてしまいましたがまだ見頃で平安の高貴な香りを放っていました 

東京国立博物館にてやまと絵に描かれている都を遠く離れて大宰府での失意の日々の一場面が忘れられなくて この飛び梅に独特の心像を持ったのでしょうね

梅園には紅梅も緋梅も薄紅も白梅も緑がかった花も八重も多くの種類があります 花の時期の終わりも 見頃も まだ蕾も いろいろ まだまだ楽しめます

三つ目 長崎へ これは急遽決めた日程でした 始め博多のホテルには2連泊の予定でしたが 九州行ける念願叶ったのですから 3連泊に予約変更を問い合わせましたらOKと予約が取れました こんな予定変更ができるのも一人旅だからですね♪ 

長崎へは路線地図をネットで調べると博多から直通の特急かもめで2時間でいけます 往復4時間 朝8時ごろに博多を出発して10時過ぎに着いて帰りは3時ごろ長崎発の博多行き特急かもめに乗れたらゆっくり市内を見て回れるのです

いつもの思い立ったら即行動の本領発揮!♪ 博多3日目は長崎に向かいました 冒険でしょ(笑) 博多の街の散策も福岡の街の散策も太宰府天満宮も初めての地を予定通りに迷わず歩けたのは頼りになる相棒のタブレットのおかげです GoogleマップとGPS機能のおかげです 地図と現在地が表示され移動もそのまま表示されるので目的地がよくわかり迷わずに済みました

長崎駅からタクシーに乗りました 稲佐山ロープウエイで頂上に行き 展望台で360度見渡せる素晴らしい景観を堪能しました 長崎市内 長崎駅 長崎港 山並み 展望台の案内板には大浦天主堂やグラバー邸 眼鏡橋など長崎の名所の案内が記されていました 

暖かい日に恵まれて それでも春霞の空 遠くに見えるはずの五島列島 軍艦島 島々の風景は残念ながら霞んで見えませんでした

展望レストランで昼食と休憩をゆっくり過ごしました 大きな円形の展望窓 窓際に座り長崎市内を眺める カメラで望遠すると平和像の正面がこちら方向を向いていることに驚き

 

長崎に来たら・・・ ちゃんぽん or 皿うどん でしょ! 迷って考えて皿うどんを注文 うどんをイメージしていましたが細麺のカリカリ麺でした でもとても美味しかったです そしてデザートはカステラでしょ! コーヒーを追加注文 2杯いただきました

ここからこの風景を眺めていて想いました グラバー邸や大浦天主堂や平和像や眼鏡橋は観ないで帰ろう そう決めました バスやタクシーを使えば難なく行けるとは思う けれど これまで映像や写真でイメージしている風景を大切にしたいから

むらさきいろの夜の長崎  雨に潤んだ眼鏡橋 その心像を守りたかったから このまま遠くの山から想像する風景や景観のイメージのままでいよう・・・と

観光地はパンフレットや旅行雑誌や写真やテレビの旅番組で見て知った風景をその情報でイメージしていると実際に訪ねてみてまるで想像と違うことが良くあります 良く見せることで行ってみたいという気にさせることが目的だから いいとこ撮りで良く見える部分だけ切り取りして見せますね

写真や想像に描くイメージとそこに住む人が居て現実の生活空間であることを受け入れなければならないのですが・・・ ね♪  

今回 金印も飛び梅も長崎の街も心像(イメージ)と現像は少し違っていました それは当然のこと 実物を知らずに心の中に思い描くことはより良くイメージが膨らむのは当然だから イメージと実像が違うのは当然のこと 現像と心像の差も心地いい

四つ目 九州から京都へ戻り もう一度訪ねたいと思っていた古刹浄瑠璃寺を訪ねたい

五つ目 早春の木の花アオモジがどこかに自然に咲いているのを観てみたい 3月ごろの開花なのでどこか市街地の林か山の間に咲いているところを観られることを願い 自然の山に観られなければ京都府立植物園を訪ねそこに確認してあるアオモジを観たい

六つ目 毎回一人旅の最終日には鴨川の遊歩道をのんびり散策することが楽しみ のんびりと自分に向き合う時間を持つように過ごしています 旅の想い出を振り返り 水鳥の遊ぶ姿を観て 水の流れを追いながら風に吹かれて過ごすのは最高の京都の贅沢

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この旅に精一杯のわたしのおしゃれ 一か月前から爪を伸ばし形を整えて キラキララメ入りのマニキュアを旅立ちの前夜失敗しないように緊張しながら爪に塗りました この爪は現像の自分から夢の旅に出かける期待への変身スイッチ♪

                

待ちに待った夢の旅のプロローグでした  

続く・・・

   那須の里山花図鑑